いる概念、いらない概念

ただただ 個人的なメモ

書評をチェックするのですが

書評のあるべき姿は売れてる本を

紹介することではない。

 

有用な本を捕まえて、

いかに有用であるかを判断し、

その魅力を伝える必要がある。

 

とある本の内容によれば

世の中につまらない本はないそう。

 

その通り。

つまらない本はない。

 

しかしだ、

本は薬と、とても似ている。

病気に対して効く薬、効かない薬。

成分によって強い薬、弱い薬。

同じく、早い薬、遅い薬。

    甘い薬、苦い薬。

高い、安い。

副作用。

食前、食後、食間、就寝前。

飲み薬、塗り薬、注射等々。

 

ウイルスに抗生物質を使っても

意味がない。

 

その意味でその本はどんな本か、

用法・用量なのである。

それを知ってる人が伝える、薬剤師。

本の薬剤師だといえる。

 

読む気がなかった本が、

書評によって効果のある本だということを

知る。

 

彼ら書評家はそんな仕事をしなければ

ならない。話題の本の感想文ではない。

どうも、うまい書評家、へたな書評家が

いらっしゃる。なにが違うのか。

 

本選びか、文の書き方か、理解力か。好き嫌い?

仕事でやっているのか、それとも本当に

本が好きかの違いではないかと僕は思う。

ちょっと書評家で信頼できる人物を

探してみようと思う。