文章研究のはじめに
なぜこうも上手に言葉が伝わらないのか、
日々、悩む。
言葉、文章を使い続けて、
数十年になる。
それでもうまくならない。
ただ漠然と書くだけでは、
どうにもならないらしい。
それは僕が証明しているのだから、
誰も否定できない。
しかしだ、言葉というものは、
誰かが使った言葉から学び、
覚えていくしか方法がない。
ならば、どうにかこうにか
脳というわがままな記憶装置に
機嫌よく、上手な文章の作り方を
覚えて頂く術がどこかにあるらしい。
文のうまい人も同じ手段でしか、
上達する方法がないのだから。
と、考えついたところで我に返る。
僕の言っていることは論理を作っている
つもりなのだが実はとてもありきたりな
しごく当たり前のことだった。
なぜそんなことに気が付かなかったか。
結局のところ各学問と同じく、
良い学びを目指すしかないのであった。
そうなると良い学びとはなんなのだ・・・・・・
振りだしに戻るのであった。